新人看護師の頃って、想像していた以上に辛いと感じている人もいるかもしれませんね。
私も新人看護師の頃は、先輩看護師に患者の前で激しく怒られて、その場で涙が出そうになったり、泣きたい思いをぐっとこらえて我慢した日々を覚えています。
こっそりトイレに駆け込んで泣いたこともあるくらいです。
あなたももしかすると、仕事中や家に一人でいる時に泣きたくなったり、ふと一人でいる時に涙が止まらない・・・なんて思いをして悩んでいませんか?
涙が止まらない新人看護師へ、涙はあなたを必ず強くします!
新人の頃なんて怒られて当たり前・・・といわれるけれど、実際に先輩看護師に激しく怒られたりすると泣きたくなることなんてありますよね。
私も涙してしまう理由をよく考えてみたんですが、それって裏を返せば、できないことがあるから悔しい・・・という思いがあるんだなと思うんです。
私も中堅看護師をへて、今やベテランの年齢に差し掛かるようなアラフォーの看護師ですが、私が今まで指導してきた新人看護師の中には泣いてしまった子も実際います。
その子にどうしても分かってほしい・・・、理解してほしい・・・、成長してほしい・・・、という思いから、強く言ってしまったんですよね。
もちろん、その先には患者に何かあってからでは遅いというのがあったのですが、新人看護師に泣かれてしまうと、あー、厳しく言い過ぎたかな・・・と反省もしてしまいました。
でも、そんな新人看護師ほど後になってすごいスピードで成長してくることがあるんですよね。
泣くほどに悔しい思いをしているからこそ、何くそ!と奮起できることもあるんだな・・・と。
私が厳しく指導をして泣かしてしまった子も、後になって「あの時はきつく叱ってくださってありがとうございました。」と言ってくれるほど人間としても成長してくれたことがありました。
むしろ、こちらの方がその子から学ばせてもらったな・・・と思ったくらいです。
仕事ができなくて当然の新人看護師の頃は、できないことがあって辛かったり、情けなくなってしまうことなんてよくあります。
あなたが涙を流すほどに悔しい思いがあるなら、それをバネにして突き進んでほしいなあと思います。
もしあなたが実際に先輩看護師の前や他の人がいる前で泣いてしまったり、涙を流してしまったのであれば、もう後は失うものは何もありません。
変なプライドを捨てて必死に目の前の業務をやっていくことに集中してみてください。
きっと、あなたが流した涙があなた自身を強くすると、私はそう信じています。
涙が止まらない毎日が続く人は・・・
でも、1週間から2週間ほど毎日のように泣きたくなったり、出勤時に泣いてしまったり、職場で泣いてしまったり、一人でいる時に涙がふとした瞬間にあふれてしまうようなことがあるのであれば、それは、うつ病の一歩手前の状態かもしれません。
泣いてしまうと同時に仕事が辛すぎて仕方がない・・・という思いがあるなら特に注意が必要です。
看護師は風邪をひくようにうつ病になる人が多い職種で、私の新人時代の同期や職場の同僚でも今までにうつ病になった人たちを何人も見てきました。
ずっとそんな状態が続いているという人は、少なからずあなたの心が悲鳴を上げている状態ですよ。
そのシグナルにできるだけ早く気づいてあげて、うつ病になってしまう前に、できるだけ早く休みをもらって心も身体も休めてあげるようにしてくださいね。
仕事が辛くて職場を辞めたい新人看護師へ
仕事があまりにも辛くて涙を流しているのであれば、本当にあなた自身に合った職場かどうか考えてみてくださいね。
私は夫が転勤族ということもあって、過去に8度の転職を経験をしてきていますが、本当に医療機関でも働きやすさは変わります。
新卒看護師で入職した病院がすべてではないので、追い詰められてしまわないように気を付けてください。
今は看護師の転職サイトを使えば、事前に職場の情報を教えてもらうことも可能です。
転職サイトによっては、強引に希望もしていないところを勧めてくるようなところもありますが、選び間違えなければ問題ありません。
ポイントは、職場の良い面だけではなくて、悪い面も事前に教えてくれるところがいいですね。
私が過去に利用してよかった転職サイトをご紹介しておきます。