看護師にとって異動はつきものです。
どこかの病棟で人手不足になれば、他の病棟から穴埋めのために異動させるケースもあります。
突然の異動でストレスを溜めていませんか?
看護師は自分の望んでいない異動によって、職場環境が激変してしまうことがあります。
看護師の異動後のストレスについてと、異動が辛い人のための解決策について考えてみました。
看護師の異動後のストレスって?
環境の変化によるストレス
看護師は突然の異動によって、それまでやりがいを持っていた病棟を離れなければいけないことがあります。
せっかく人間関係も築けていたり、楽しく仕事がでいていたにも関わらず離れなければいけない時には辛いですよね。
特に、自分の希望もしていないような部署への異動になった時には、精神的にもストレスは大きくなります。
全く一から人間関係も築いていかなければいけないので大変です。
どんな看護師でも全く新しい部署へ異動になった場合、すぐに馴染むことはなかなかできません。
最初の数か月間は、様子を窺ったりと気を遣うようなことも多くなるのでストレスになってしまいます。
新しい仕事を覚えなければいけないストレス
自分の望んでいない異動の場合には、自分の好きではない仕事をしなければいけない場合もあります。
外科系の病棟から内科系の病棟へ異動になったり、病棟から外来や病棟からオペ室といった全く別の環境へと異動になってしまうこともありますよね。
これまでに自分の経験したことがない科への異動は、新しい仕事を一から覚えていかなければいけないので最初のうちは辛いと感じることもあるでしょう。
特に、自分にとって苦手意識のあるところへの異動であればなおさらストレスになってしまいます。
看護師が異動後に辛い場合はどうすればいい?
まとめると、
- これまで馴染んでいた環境を離れるストレス
- 新しい人間関係によるストレス
- 新しい仕事を覚えるストレス
看護師はこうしたストレスを異動後に受けてしまいやすいです。
異動先によっては、人手不足で忙しいところもあれば、緊急入院やオペも多く忙しいところもあります。
あまりにも今までとの環境と違いすぎて、辛い思いをしてしまうこともあるかもしれませんね。
でも、異動後に辛いと思ってもすぐに辞めてしまうのではなく、少なくとも2~3カ月程度は様子をみてもいいでしょう。
異動後しばらくは慣れるまでに時間もかかってしまいます。
もしかすると、時間の経過と共にできることも増えたり、新たな人間関係も築けることで慣れてくるかもしれません。
新しい環境でストレスを受けてしまうのは当然なので、体調を壊さない程度にもう様子を見るようにしてみてくださいね。
それでも、異動先での仕事内容や人間関係などのストレスがあまりにあなたを苦しめているのであれば、看護師長に相談をして元の部署へと戻ることができないか相談してみてはどうでしょうか。
理解のある看護師長の場合には、相談に応じてくれる場合もありますよ。
あなたの職場では異動希望は通りそうでしょうか?
さらなる異動ができない場合には、転職することを視野に入れてもいいでしょう。
しばらく様子を見ても働きづらいと感じているのであれば、そのまま働き続けていくことはあなたにとっては苦痛なはずです。
過剰なストレスがかかっていると感じるのであれば、あなたがこれまで経験してきたことを活かして働ける職場を探してみましょう。
看護師の転職サイトを使って転職すると、〇〇科で働きたいといったこともコンサルタントが事前に交渉してもらえます。
もしあなたが希望する科があるのであれば、コンサルタントにあらかじめ伝えておけば求人をピックアップしてもらうこともできますよ。
転職サイトに登録をしたからといってすぐに今すぐに転職をしなければいけないということはなく、異動後に様子を見ながらの転職というような方でもコンサルタンに相談できます。
例えば、
- 〇〇病院での○○科への転職はできる?
- 経験のある○○科で働ける求人を紹介してほしい
こうした看護師の疑問や要望についても応えてもらうことができるので、利用する価値は大きいです。
看護師にとって異動はストレスがつきものですから、無理をしすぎないようにしてくださいね。