これから結婚の予定がある看護師にとっては、今後の結婚生活と看護師としてどう両立させていくのかは最大の悩みになりますよね。
実際に、常勤の看護師として夜勤も入りながら家庭のことも両立させていくとなるとなかなか大変です。
結婚後も両立しやすい職場かどうか
まずは、あなたが働いている職場で結婚生活と両立して働けるかどうかを想像してみましょう。
あなたが働いている病院があまりにも忙しく残業も多いのであれば、家庭との両立は本当に大変です。
急性期の規模の大きい総合病院や大学病院では、研究や研修、勉強会なんかも頻繁に行われたりもしますからね。
特に、夫の仕事も忙しくて家事の手伝いや協力も得られないという場合には、あなたの負担は当然ながら大きくなります。
子供ができるまでは頑張る…といったような期間限定で考えて働くと踏ん張れるかもしれません。
結婚後は退職して働き方を改めたい
今働いている職場では、結婚生活との両立は難しそう・・・という方は今後の働き方について考えていきましょう。
まずは、結婚後は自分にとってどういう雇用形態が最も合うのかから考える必要があります。
- 常勤として夜勤も入るのか
- 夜勤は入らず日勤常勤の方がいいのか
- 非常勤でフルタイムで働く方がいいのか
- 夫の扶養に入ってパートで働くのか
だいたいこの４つの働き方から、あなた自身にとって都合がいいものを選びましょう。
子供ができた時のことも考えて転職先を選ぶ
最近では２４時間の託児所のある病院もあれば、時短勤務で常勤として働けるような制度を導入している病院もあります。
- 育児休暇はしっかりもらえる？
- 時短勤務として働ける？
- ２４時間託児所や院外、院内保育がある？
今後、子供ができた時のためにこうしたママさんナースへの支援体制がどうなっているのかということを意識して転職することがおすすめです。
子供ができた時に辞めると割り切っている方ならいいですが、また新たな職場を探しなおさなければいけなくなると大変です。
辞めるタイミングはいつがいい？
結婚が決まっているのであれば、旦那さんとなる人とよく相談して決めるといいでしょう。
退職時期が決まれば、なるべく早く結婚をすることを上司に報告したうえで退職することを申し出ましょう。
事前に分かっていることなのであれば、できるだけ早く伝えた方が好印象なので、少なくとも1カ月以上前には退職の申し出はしておいた方がいいです。
職場によっては看護師長から強い引き止めに合ってしまうっこともありますが、結婚後は今の職場では働けないという何かしらの理由を添えて退職の意志を伝えるといいですよ。
ちなみに私の場合は、結婚する人が転勤族でもうすぐ転勤が決まっているので…というような理由でした。
結婚後の退職理由として他にも例を挙げるとすれば、
- 結婚する人の仕事への理解が得られず、夜勤の入っての働き方やシフト勤務での働き方を見直さなければいけなくなった…
- 結婚する人の住んでいる地域へ引っ越す必要があり今のままでは通勤さえもできなくなってしまった・・・
といった理由もあるのでご参考までに。
結婚後も働き続けたいなら夫の理解が必要？
いずれにしても、看護師と結婚生活を両立させていくことは、慣れるまでは大変ですから、あなたの旦那さんに看護師の仕事がどういうものかということは理解してもらっておきましょう。
結婚後も夜勤も入って病院で働いていくとなると、働き方への理解をしてもらう必要性でも出てきます。
朝の情報収集などで早めに出勤したり、研修や勉強会で休日出勤というようなこともあれば突発的な残業もありますよね。
なるべく看護師の仕事ってこういうものということを事前に話しておく方が家庭も仕事もうまく秘訣です。
結婚後は家庭と両立ができる職場で働きたい人へ
あなたにとって家庭と無理なく働き続けられる職場を一緒に探してくれるのが、転職サイトのコンサルタントです。
コンサルタント相談では、今後の働き方はもちろんのこと、どんな職場が結婚した看護師に人気があるのかといったことも情報提供してもらえます。
転職サイトに登録をしたからといって、今すぐに転職する必要はありません。
まだ先の転職で考えている場合でもコンサルタント相談ができたり、求人の紹介もしてもらえます。
例えば、
- 残業がほとんどなく帰れる職場はどこ？
- 土日休みで働きたいけれどどんな求人がある？
- ママさんナースの支援体制がある病院で働きたい
こうした看護師の疑問や要望にも応えてもらうことができますよ。