新人看護師で急性期が合わないと感じながら働いている人もいるのではないでしょうか?
今や私はアラフォーの看護師なんですが、夫の転勤に伴ってこれまでにいろんな病院を転々としてきていますが、急性期で働いているとすぐに辞めてしまう新人看護師も少なくはありませんでした。
これまで、新卒で新人看護師の指導もしていたこともありましたが、急性期がどうしても合わない人っているんですよね。
新人看護師で急性期が合わない人のタイプって?
新人看護師で急性期が合わない人に多いのは、マイペースなタイプの新人看護師に多いですね。
どちらかというと、じっくりと自分の頭で考えてからゆっくりとした気持ちでのんびりと仕事を進めたいという性格の人は、急性期のスピード感についていけないと感じるようです。
入退院が多く処置が多いような病棟だとなおさらですよね。
とにかく、多重業務に追われて時間管理が必要な急性期の病棟は、マイペースに仕事を進めていきたい人間にとっては苦痛に感じてしまうこともあるでしょう。
そんなマイペースな新人看護師にとっては、急性期で働いていると、時には周りの先輩看護師から「仕事が遅い・・・」といったお叱りを受けることもあるかもしれません。
性格的なものだから、自分なりに一生懸命目の前の業務をこなしているのに、なかなかスピードについていけなくて苦労していませんか?
新人看護師が急性期が合わなくて辞めたい時の判断は?
では、急性期が合わない・・・、辞めたい・・・と思っている新人看護師はどうすればいいのでしょうか?
急性期が合わなくて辞めたい場合の判断基準としては、期間限定でも今の仕事を頑張れるかどうかで考えてみるといいですよ。
急性期が合わないから辞めたい・・・とすぐに辞めてしまうのではなくて、まず、届きそうな範囲の目標を設定してみます。
例えば、とりあえず1カ月を目標に頑張ってみるといった、頑張ればなんとか届きそうな目標をまずは設定してみてください。
そこまであなたが頑張れたら、次は2か月を目標になとか頑張ってみるといったように伸ばしていきましょう。
最初から、看護師として急性期で1年は頑張る!と決めていても、マイペースで急性期が合わないタイプの人にとってはしんどい場合もあります。
合わないと思っていた新人看護師でも、一歩前の目標を設定していくことでだんだんと仕事に慣れてくる人もいるのでやってみてくださいね。
また、届きそうな一歩前の目標に届いたことで、ちょっとした達成感を味わうこともできますよ。
それでも、期間限定でも頑張れる気がしない・・・といった新人看護師は、働く環境をガラッと変えてみるといいでしょう。
新人看護師は昔から、急性期で働くことが看護師として当然だと言われてきましたが、今はそんなこともありません。
新卒看護師の段階から、
- 回復期病棟
- 療養病棟
- 重症心身障害児者病棟
- 介護施設
といった急性期以外の職場を選んで働く人も最近では増えてきているようですよ。
処置が少なくて介護的な仕事ばかりになってもいいのかどうか・・・といったことを考えた上での転職が必要ですが、急性期で働いていても仕事についていけなくて辛いなら、こうした職場も考えてみてもいいでしょう。
だから、あなた自身が急性期がどうしても合わないと思うなら、あなたらしく働ける職場はどこにあるのか探してみるのも1つですね。
急性期が合わなくて辞めたい新人看護師へ
どうしても急性期が合わないという人は、本当にあなたに合った職場があるか探してみてくださいね。
今は転職サイトを使っての転職がごく当たり前になっていますから、新人看護師ならなおさら転職サポートのプロであるコンサルタントに相談してみるといいでしょう。
転職サイトによっては、強引に希望もしていないところを勧めてくるようなところもありますが、選び間違えなければ問題ありません。
ポイントは、職場の良い面だけではなくて、悪い面も事前に教えてくれるところがいいですね。
私が過去に利用してよかった転職サイトをご紹介しておきます。