新人看護師の頃って、本当に何もかもが初めてのことばかりで、覚えなければいけないこともたくさんありますよね。
日勤業務を一通り覚えられるようになってきたと思ったら、次は夜勤業務も始まります・・・。
覚えなければいけないことは多く、常に勉強の毎日でこんな苦痛な毎日なんて辛い・・・と感じている人もいるのではないでしょうか?
私自身も新人看護師の頃は、仕事が苦痛で仕方がなかったのを今でもよく覚えていますよ。
仕事が苦痛でしかなかった新人看護師のころ・・・
新人看護師の頃、私は毎日病棟に行くのが苦痛で仕方ありませんでした。
私が苦痛だった理由の1つは、指導してくれていた先輩看護師がとにかく怖い・・・ということだったんですよね。
あー、今日もあの人に会いたくないから仕事に行きたくない・・・そんな毎日だったのを覚えています。
怖くて出勤前からお腹が痛くなるくらいでしたよ。
ミスをすれば、患者の前であろうと激しく怒られる・・・そんな日々で、分からないことがあればすぐに聞きなさいと言われるので、分からないことを聞いてみたものの、まだ覚えていないの?と怒られる・・・。
そんな先輩看護師に合うのが嫌で苦痛でしたね。
新人看護師が苦痛で仕方がない時はどうすればいいの?
でも、私自身が教える立場にもなって気づいたことがあったのですが、先輩看護師も毎日必死で仕事をしているということです。
新人看護師から見れば、仕事ができると思っている先輩看護師であっても、実は、自分の業務でいっぱいいっぱいだったり、緊急入院があってバタバタすれば、後輩に焦りを見せないように内心は必至だったりするんですよね。
そんな時に、新人から質問があれば、「まだ覚えていないの?」とさえ言いたくなってしまうということがあると、その立場になってみて初めて分かったんです。
苦痛を作っているのは自分自身だった・・・
新人看護師のころ、苦痛だと思っていた毎日でしたが、それは自分自身が作り上げた苦痛でしかなかったのです。
もっと、相手の立場に立って物事見ようと考えていれば、そんな風に苦痛とは思わなかったかもしれません。
苦痛だと感じている以上に、もっと患者さんのことを考えることができていたら苦痛だと思わなかったはずです。
きっと、目の前の業務に集中できていなかった自分がいただけなんだと後になって気づきました。
新人看護師ならその苦痛さえも楽しんでしまえばいい!
新人看護師の間は毎日の仕事が苦痛なのは当然と言えば当然です。
当時、自分の同期も同じようにみんな悩みを抱えながら仕事をしている人ばかりでした。
誰一人として順風満帆に新人看護師時代を送れているわけではなかったんです。
だからこそ、その苦痛さえも楽しんでしまうくらい仕事に夢中になる時期があっても良いと思います。
あなたが感じてる苦痛はどこからきていますか?
仕事が苦痛な毎日なのであれば、まずは、目の前の業務に夢中になるくらい取り組んでみると他のことが考えられないくらいになるはずです。
仕事が苦痛で辞めたいほどつらいなら・・・
でも、あまりにも毎日が苦痛で体調面へも影響が出ているなら注意が必要です。
私もこれまでに何度も転職を重ねてきていますが、病院によっては人間関係が最悪なところや、人手不足で新人看護師であっても業務の負担が大きかったり、残業が長時間に及ぶのに残業代がゼロ・・・なんてところもあります。
精神的にも肉体的にも苦痛が続いているなら、あなたの職場自体を一度見直してみるようにしてください。
看護師の転職サイトを使えば、事前に職場の情報を教えてもらうことができますよ。
転職サイトによっては、強引に希望もしていないところを勧めてくるようなところもありますが、選び間違えなければ問題ありません。
ポイントは、職場の良い面だけではなくて、悪い面も事前に教えてくれるところがいいですね。
私が過去に利用してよかった転職サイトをご紹介しておきます。